ミヤマカラスアゲハ
No.75
撮影者/加藤 憲二
撮影場所/弟子屈町最栄利別
撮影年月/2011.6.10
カメラ/Canon IXY 10S
レンズ/4.3-21.5mm(F:2.8-5.9)



【まめ知識】

●昆虫綱鱗翅(りんし)目アゲハチョウ科

深山烏揚羽(ミヤマカラスアゲハ)

北海道から九州の種子島、屋久島まで広く分布。多くの地域では類似のカラスアゲハに比べてはるかに少ない。

国外では朝鮮半島、中国に分布し、東アジアの特産種。

羽を広げると130ミリ前後になる。暖地産のものはとくに大型となる。

羽の表面は黒色で、光沢のある緑色鱗を密布し美しくい。日本産の蝶では最美の一種と言われる。

カラスアゲハにはない黄白色の帯が後翅裏面に現れるのがそのもっとも著しい特徴であるが、暖地産のものではこの帯が退化して痕跡的になることも多く、ときにまったく消失する場合もある。



【コメント】
撮影者:加藤 憲二

家の周辺でも良く見かけていたが、間近で見る機会はなかった。どこから紛れ込んだのかハウスの閉まった窓枠にとまっているのを見つけ、写真を撮らせてもらった。

家庭菜園的に青虫の元の卵を産みつける蝶類は目の敵にされるが、美しい蝶であることにかわりはない。

ハウスのトマトやキュウリに卵を付けられたはかなわないので、じっくり見学&撮影後、外に退室して頂いた。



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