Q−22

  • 買った不動産の名義はどうしたらいい?

A−22

  • 最近あった事例を元に参考までに・・・

[子供の名義で不動産を買う]

 親が土地や家を買う時に、「将来は子供に相続するんだし、子供の名義にしておくか」と子供の名義で不動産を購入。

 さて、買ったときは死ぬまで持っているつもりだったが、数年あるいは数十年して又良い物件が見つかり、先の物件を売る事になった。

 とかく若い人は学校に行くのに転居、就職をして転居、更に賃貸の場合通常2年契約なので又転居、女性だと結婚して転居、おまけに苗字まで変わる。

 さて話は戻るが、先の子供名義の不動産、売る時には印鑑証明が必要である。登記されている住所氏名と印鑑証明に登録されている住所氏名が違う場合、登記されている住所氏名を印鑑証明の住所氏名に変更してからでなければ所有権移転登記することができない。おまけに登記されている住所氏名から全て繋がる(A市→B市→C市→D市・氏名変更)ように、役所から公的書類を何通になるか分からないが取り寄せ添付しなければならない。

 勿論司法書士に依頼すればお金で全てやってくれるが、費用と時間は余分にかかってしまう。

 「こんなに面倒なら親の名義にしておくんだったなあ」という事にならない為にも、名義は親の名義にしておいた方が無難なのである。更に言うなら、名義人の数は少なければ少ない程無難である。

 これは一団の不動産(一部を親、一部を子の名義で)を買う時も同じである。

  • 当社からのアドバイスとしては以下の通りです。
    ・名義は親の名義にしておいた方が無難
    ・名義人の数は少なければ少ない程無難

  • もちろん、複数名義にしても、住所変更や氏名の変更がある度に変更の手続きをしていれば問題はないが、一般的にみて「知らなかった」「面倒だ」「費用がもったいない」などの理由から初めの登記の情報のまま放置されているのが現実である。

  • 複数名義になっていて、行方不明だとか、「俺は売らないよ!」などと言う事になったら目も当てられない。

  • 不動産を買う時は、ちょっとだけ本件のことを頭に入れておいて名義人を決めていただければ幸いである。

2012.11.2